悪質な水道業者を見極めるためのポイント・契約してしまったら?悪徳業者一覧は?
| この記事のポイントは? |
| 悪質な水道業者に依頼してしまうと、高額請求やアフターサービスが受けられないなどのトラブルにつながります。そのため、水道局指定工事事業者であるか、料金説明が明確か、実績や口コミが十分かなどを確認し、事前にしっかりリサーチすることが重要です。
訪問時には、法人名・所在地の有無、極端な安さの表示、飛び込み営業や見積書を出さない対応、名刺や社員証を提示しないといった不審な点がないかもチェックする必要があります。 万が一トラブルに遭った場合でも、支払いを急がず契約書類ややり取りの記録を保管し、消費生活センターや国民生活センター、必要に応じて警察や弁護士へ相談することで、被害を最小限に抑えられます。 悪質業者リストに頼るのではなく、手口や特徴を理解し、自ら見極める意識を持つことが、安心して水道工事を任せるうえで大切です。 |
悪質な水道業者に工事を依頼してしまうと、高額な料金を請求される恐れがあります。誠実な水道業者に適切な料金で工事を依頼するためにも、悪質な水道業者をしっかりと見極めることが大切です。
そこで本記事では、悪質な水道業者を見極めるためのポイントについて解説します。
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水道業者選びで大切なポイントとは?

水道業者選びで大切なポイントは、主に3つです。
1つ目は、水道局指定工事事業者であることです。水道局指定工事事業者とは、各自治体から認められた業者のことを指します。認定された水道業者は、適切な水道工事を行える知識と技術を有していることを判断できます。
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2つ目は、料金の説明が明確であることです。見積もり作成時などに、どのような工事にいくら費用がかかるのか明確な説明がある業者であれば、安心して工事を依頼できます。また、見積もり自体に費用が発生しないことも抑えておきたいポイントです。
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3つ目は、依頼を検討している水道業者の実績が豊富にあることです。実績を調べる際は、会社のホームページなどをチェックしてみてください。工事内容に対する実績や対応件数などをしっかりと把握したうえで工事を依頼するのがおすすめです。事前のリサーチを怠ったり慌てて工事を依頼したりすると、トラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。
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水道業者への依頼・検討の際に注意すべきポイント

水道業者への工事を依頼・検討する際に、注意すべきポイントが5つあります。悪質な水道業者を避けるためにも、しっかりと把握することが重要です。
- 法人名や所在地が書かれていない
- 他社と比較して極端に安い
- サイトの業者と訪問した水道業者が違う
- 法人名をハッキリ名乗らない
- インターネット広告には注意
法人名や所在地が書かれていない
ホームページや広告などに、法人名や所在地が書かれていない水道業者は注意が必要です。法人名や所在地などが記載されていない場合、工事完了後にトラブルが発生しても対応してもらえない可能性があります。
また、本社や営業所などがあると謳っていても実在しないケースも考えられます。法人名や所在地などを把握するためにも事前のリサーチでチェックすることが大切です。
他社と比較して極端に安い
他社よりも極端に安い料金を提示している水道業者にも注意しましょう。安い料金を提示したうえで依頼を獲得し、工事完了後にオプションを追加して高額な工事料金を請求してくるケースがあります。
工事内容に対する料金相場を把握したうえで、適切な料金を提示している水道業者に依頼するのがおすすめです。他社と比較して大幅に高額な料金を提示している業者にも注意が必要です。
サイトの業者と訪問した水道業者が違う
ホームページを経由して水道工事を依頼した場合、サイトの業者と実際に訪問した業者が異なる事例があります。悪質な水道業者は評判の悪さから会社名を変更することがあるため、想定していた水道業者と異なる場合は、なるべく早い段階で依頼をキャンセルするのがおすすめです。
水道業者からキャンセル料を請求される可能性もあります。正当な理由があるときは支払いを拒否し、消費者生活センターに相談をおすすめします。
法人名をハッキリ名乗らない
水道業者が法人名をハッキリと名乗らないケースも注意が必要です。法人名をハッキリと名乗らない場合、評判が悪かったり実在しない法人名を名乗っていたりする可能性があります。いずれの理由でも信頼性は低いと判断できるため、曖昧な返答しかないときは工事の依頼を辞めるのが大切です。
また、水道業者が意図的に名刺を渡さない事例などもあるので留意しておきましょう。善良な水道業者であれば、法人名やサービス名を名乗ったうえで名刺もしっかりと渡してくれるケースがほとんどです。
インターネット広告には注意
インターネット広告には、有名企業以外の水道業者も含まれています。そのため、インターネット広告に掲載されているからといって必ず安心して依頼できる業者とは限りません。
インターネット広告経由で水道工事を依頼する場合も、事前のリサーチをしっかりと行うことが重要です。また、広告に掲載されている料金と実際にかかる料金が異なる可能性があるため、事前に見積もりを作成してもらったうえで工事を依頼するのがおすすめです。
水道業者訪問時に確認するポイント

水道業者訪問時に確認したいポイントを5つ紹介します。下記に該当する場合は、依頼をキャンセルしてほかの水道業者に工事を任せましょう。
- 飛び込み営業には注意
- 見積書を作成しても断られる
- 費用について明確な説明や記載がない
- スタッフ対応や清潔感などもチェックが必要
- 名刺や社員証を呈示しない
飛び込み営業には注意
飛び込み営業を実施している水道業者には注意が必要です。特にさまざまな理由を付けて押し売りしてくる業者に工事を依頼するのは避けた方がよいでしょう。適正な価格で工事を依頼できなかったり不要な工事を行い高額な請求をしてきたりする可能性があります。
なかには、問題が発生しないのにもかかわらず水道管の調査などを迫ってくるケースもあります。必要ないと判断した場合は、調査だけであってもきちんと断わることが大切です。
見積書を作成しても断られる
見積書の作成を依頼しても断られる場合、工事の依頼をキャンセルを検討してみてください。口頭での曖昧な説明や料金を提示してくる業者に工事を依頼すると、後から高額な費用を請求される可能性があります。
排水管の水漏れなど緊急性の高い水道工事であっても、トラブルに発展するのを避けるために見積書を作成したうえで工事を依頼するのがおすすめです。また、見積書の内容を確認した際に理解できない項目などがある場合は、水道業者にきちんと説明を求めることも大切です。
費用について明確な説明や記載がない
費用について明確な説明や記載がないと、適切な費用を請求されているのか判断が難しいため、水道業者にきちんと説明を求めるのが重要です。説明を求めた際に複雑な伝え方をしたり専門用語の解説がなかったりする場合は、適正価格よりも高い費用を請求されている可能性があります。
善良な水道業者であれば、不明瞭な記載が少なく、説明を求めた際にもしっかりと理解できる伝え方で作業項目を説明してくれます。複数の業者に見積書の作成を依頼すると不審な作業項目に気がつきやすいため、相見積もりを行うのも選択肢のひとつです。
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スタッフ対応や清潔感などもチェックが必要
水道工事を依頼する際、スタッフ対応や清潔感なども確認したいポイントです。スタッフの身だしなみが整っていない業者は、コンプライアンス意識が低い可能性があります。そのため、後からトラブルに発展するケースなどもあるので、事前にチェックしておくのが大切です。
身だしなみのほか、挨拶や言葉遣いなども注意したい項目です。スタッフ対応は業者の教育方針と関わっているため、違和感のある場合は担当者を変えてもらうか別の業者に工事を依頼することも検討してみてください。
名刺や社員証を呈示しない
故意に名刺や社員証など、担当者の身分を証明するものを呈示しない場合は悪質な水道業者の可能性があります。悪質な水道業者は担当者の名前や社名を知られると困るため、積極的に身分を証明するものを呈示しない傾向にあるので注意が必要です。
また、名刺や社員証などを呈示するのは一般的なビジネスマナーのため、提示されないときは水道業者のコンプライアンス意識が低いケースも考えられます。ただし、優良な水道業者のなかには、感染症予防の観点から意図的に名刺を渡していない業者も存在するので注意が必要です。
水道業者の見極めるチェックポイント

優良な水道業者を見極める際のチェックポイントは次の通りです。それぞれ詳しく解説します。
- 水道局指定工事事業者であること
- 明朗会計であること
- 運営会社の実績や口コミが豊富であること
- 出張・見積もりが無料であること
ポイント1:水道局指定工事事業者であること
水道局指定工事事業者とは、各自治体で適切に工事を行えると認められた業者のことです。水道局指定工事事業者になるには「給水装置工事主任技術者」の資格を保有していたり、一定水準以上の技術や設備を有していたりする必要があります。
そのため、水道業者としての質が担保されている証明になります。水道局指定工事事業者は各自治体に複数存在するので、工事を依頼する際は希望する条件にマッチする業者を選ぶことが重要です。
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ポイント2: 明朗会計であること
水道業者を見極める際に、明朗会計であることもチェックしたいポイントです。ホームページなどに明快な料金表を用意していたり、工事前の見積書に明確な工事内容と料金が記載されていたりする場合は明朗会計であることが期待できます。
ただし、明朗会計であっても各項目が相場よりも不当に高い料金でないか確認するのが大切です。相場がわからない場合は複数の業者に見積書の作成を依頼すると、平均的な価格を把握しやすいので試してみてください。
ポイント3:運営会社の実績や口コミが豊富であること
運営会社の実績や口コミが豊富であるかも確認したい項目です。年間の対応件数や施工事例などの実績ある業者なら、さまざまな工事に対応できる技術を有している可能性が高いため、安心して工事を依頼できます。
工事実績に対する口コミもチェックしたいポイントです。高評価な口コミが多いほど優良な業者と判断できる一方で、低評価が多い業者は何かしらの問題を抱えている可能性があります。1つの判断基準として実績や口コミも参考にしてみてください。
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ポイント4:出張・見積もりが無料であること
水道業者を見極める際に、出張・見積もり料金が無料であることも重要です。出張・見積もりが無料の場合、事前に料金を把握しやすいうえ、納得できない場合は依頼をキャンセルできます。
また、ほかの水道業者との比較がしやすいため、自分の求める条件の業者を見つけやすいのもメリットです。なかには、条件付きで出張・見積もり料金を無料にしている業者もあるので、事前にしっかりと確認してから依頼するのがおすすめです。
悪質業者と契約してしまった場合の対処法

万が一、悪質な水道業者と契約してしまった場合でも、冷静に対処することで被害を最小限に抑えることができます。ここでは、具体的な行動フローや相談先、注意点をまとめました。
1. 支払いを保留し、冷静に状況を整理する
高額な請求や不審な対応を受けた場合、焦ってその場で支払いをしてしまうと返金が難しくなります。請求内容や契約内容に納得できない場合は、「内容を確認したいので、すぐには支払えません」と伝え、支払いを一旦保留しましょう。
2. 契約書・見積書・領収書・やり取りの記録をすべて保管する
トラブル解決のためには、証拠となる書類ややり取りの記録をしっかりと残しておくことが重要です。
・契約書、見積書、領収書などの書面
・業者とのメールやLINE、電話の通話記録など
・やり取りを記録したメモや内容証明郵便の控え
これらをきちんと保管しておくことで、第三者機関への相談時に有利になります。
3. クーリングオフ制度の活用
訪問販売や電話勧誘などで契約した場合は、契約書面を受け取ってから8日以内であれば、クーリングオフ制度を利用して契約を解除できる可能性があります。ただし、店舗や事務所で契約した場合や、すでに工事が完了している場合は対象外となることもあるため、注意が必要です。
クーリングオフの適用条件が分からない場合は、お住まいの自治体の消費生活センターに相談しましょう。
4. 消費生活センターや第三者機関に相談する
請求金額が見積もりと異なる、工事内容が説明と違うなど不審な点がある場合は、支払いをする前に「消費生活センター」や「国民生活センター」に相談しましょう。
【全国の消費生活センター検索】https://www.kokusen.go.jp/map/
【国民生活センター】https://www.kokusen.go.jp/
状況に応じて具体的なアドバイスや、業者との交渉サポートを受けることができます。
5. 警察・弁護士などその他の相談先
詐欺的な勧誘や脅迫的な請求があった場合は、最寄りの警察署にも相談するのがおすすめです。また、被害額が大きい場合や法的なアドバイスが必要な場合は、弁護士や法テラスの利用も検討しましょう。
【法テラス】https://www.houterasu.or.jp/
クーリングオフ期間を過ぎてしまった場合は?
まずは消費生活センターや弁護士に相談し、契約の無効や返金が可能かどうか確認しましょう。悪質なケースでは法的措置が取れる場合もあります。
支払いを強く迫られた場合は?
すぐに支払わず、請求内容を確認したい旨を伝えて時間を稼ぎ、第三者機関に相談しましょう。
被害を最小限に抑えるための行動フローまとめ
- 支払いを保留し、冷静に状況を整理する
- 契約書・見積書・やり取りの記録をすべて保管する
- クーリングオフや消費生活センターへの相談を検討する
- 必要に応じて警察や弁護士にも相談する
困ったときは一人で悩まず、必ず第三者に相談を
「自分が悪いのかも…」と泣き寝入りせず、必ず第三者機関に相談しましょう。適切な対処法を知っておくことで、被害を最小限に抑えることができます。困ったときは一人で抱え込まず、早めに相談することが大切です。
ネット上に悪質水道業者リストは存在しない

悪質な水道業者の一覧があれば便利と考える方も多いですが、実際にはネット上や公的機関で「悪質業者のリスト」はほとんど存在しません。その主な理由は、悪質業者が悪評を避けるためにサービス名や会社名を頻繁に変更しているためです。仮にリストが作成されたとしても、すぐに新しい名前で営業を再開するため、一覧としての有効性が保てません。
ネット上で業者名を検索しても、信頼できるブラックリストのようなものは見つからないのが現状です。
悪質業者情報のネットでの探し方・検索時の注意点
水道工事の業者の情報をネットで探す場合、以下のような検索キーワードで調べる方が多いです。
トイレつまり、水漏れ修理、水道修理、蛇口水漏れ、水道工事
検索結果の上位に表示される広告のうち、特に「100円~」「格安」など、極端に安い料金を強調している業者には注意が必要です。こうした広告を出している業者は、最初は安く見せかけて、後から高額な請求をするケースが多く報告されています。また、広告枠はお金をかければ目立つ場所に表示できるため、広告が上位にある=信頼できる業者、とは限りません。
媒体ごとの情報の特徴と注意点(ネット広告・マグネット広告・電話帳など)
悪質業者は、ネット広告だけでなく、ポストに投函されるマグネット広告や電話帳の大きな広告枠も活用しています。共通する特徴は「格安料金」を大きくアピールしている点です。特にマグネット広告が頻繁に投函される場合や、電話帳の目立つ場所に大きな広告を出している業者は注意しましょう。良心的な業者は、広告費を抑えていることが多く、過剰な宣伝をしなくても依頼が集まる傾向があります。
公的情報源の活用と被害事例の調査方法
悪質業者に関する最新情報や被害事例を調べる際は、国民生活センターや消費生活センターなどの公的機関のサイトを活用するのがおすすめです。これらの機関では、実際に寄せられたトラブル事例や注意喚起の情報が掲載されています。たとえば「水回り修理 高額請求」などのキーワードで検索し、国民生活センターの事例ページを確認すると、具体的な被害内容や相談先がわかります。
リスト情報の限界とリテラシーの重要性
ネット上で見かける悪質業者リストや口コミ情報は、必ずしも最新・正確とは限りません。古い情報や誤った情報に惑わされないよう注意しましょう。結局のところ、リストに頼るよりも「業者の特徴や手口を知って自分で見極める」ことが、悪質業者を避ける最善策です。情報収集の際は、複数の情報源を参考にし、冷静に判断することが大切です。
悪質な水道業者からの高額請求にだまされない|まとめ
今回は、悪質な水道業者を見極めるためのポイントを中心に紹介しました。
悪質な水道業者に依頼すると、高額請求や説明のない追加工事、アフターサービスが受けられないなどのトラブルが起こりやすく、最悪の場合は連絡が取れなくなってしまいます。そのため、依頼前のリサーチが非常に重要です。
業者選びでは、水道局指定工事事業者かどうか、料金説明や見積書の内容が明確か、法人名・所在地・電話番号などの基本情報が開示されているか、実績や口コミが十分にあるか、出張・見積もりが無料かといった点を確認する必要があります。
訪問時は、飛び込み営業で不要な工事を迫られていないか、見積書の作成を拒否していないか、費用の内訳が不明瞭でないか、名刺や社員証を提示しない、極端な安さばかり強調するなどの不審な行動がないかをチェックすることが大切です。
もし悪質業者と契約してしまった場合は、支払いを急がず、契約書や見積書、やり取りの記録をすべて保管し、消費生活センターや国民生活センターへ相談し、状況によってはクーリングオフや警察・弁護士の力も借りながら被害を最小限に抑えることが重要です。

