100均にあるものでトイレつまりを直す!ホームセンターにある道具との違いも解説
「なるべく費用をかけずにトイレのつまりを解消したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。トイレのつまり具合によっては、100均にあるもので問題を解決できる可能性もあります。
本記事では、トイレのつまりを解消できる100均アイテムの紹介やメリット・デメリットについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
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100均でトイレつまりを解消できる解消グッズ
トイレがつまった際に重宝するラバーカップ(スッポン)は、100均でも購入できます。ラバーカップを購入できるのは『セリア』『ダイソー』『キャンドゥ』です。各100均で買えるラバーカップについて詳しく紹介するので、購入を検討している方はチェックしてみてください。
『セリア』で購入できるラバーカップ
『セリア』で購入できるラバーカップは、柄の部分が短く扱いやすいのが魅力です。カップに柄を押し込みやすいほか、勢いよく引っ張れます。またカップ部分が比較的小さめなので、排水口が狭いトイレに適しています。
洋式用のラバーカップも展開しており、洋式トイレを使用している方にもぴったりです。シンプルなデザインを採用しているため、さまざまな雰囲気のトイレに馴染みやすいのもポイントです。
ただし柄が短いので、飛び散った水が気になりやすい点には注意しましょう。使用する際はトイレの床や壁などに養生してから作業を行うのがおすすめです。
『ダイソー』で購入できるラバーカップ
『ダイソー』で購入できるラバーカップは、比較的大きいカップを備えているのが特徴です。排水口の広いトイレに対応しやすく、しっかりと密着させて真空状態を作りやすいのもメリットです。
さらに和式に適した形状を採用しているため、和式トイレを使っている方に向いています。
長い柄を備えているので、飛び散った水が気になりにくいのも魅力です。素材にポリプロピレンを使用しており、軽量かつ耐久性に優れています。
一方で、柄が長い分、力をスムーズに伝えにくいのはデメリットです。ラバーカップの扱いに慣れている方はチェックしてみてください。
『キャンドゥ』で購入できるラバーカップ
『キャンドゥ』で購入できるラバーカップは、デザイン性に優れているのが特徴です。
カラフルなデザインを採用しており、見た目を重視して選びたい方に適しています。また、和式向けの製品をラインナップしているので、和式トイレを使用している方におすすめです。
『ダイソー』と同じく、長い柄を備えているため、水が飛び散る心配が少なく済みます。やや扱いに慣れが必要なうえ、力を伝えにくい点は留意しておきましょう。力の伝えやすさを求めている方は、柄の短い『セリア』のラバーカップを検討してみてください。
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100均のラバーカップを使用するメリット・デメリット
100均のラバーカップを購入する際は、メリットとデメリットについてしっかりと把握しておくのが大切です。メリットが上回る場合は、ぜひ100均のラバーカップ購入を検討してみましょう。
トイレのつまり解消に100均のラバーカップを使用するメリット
100均のラバーカップは、比較的リーズナブルな価格で購入できるのがメリットです。ラバーカップの価格相場は、500〜1,000円ほどです。
しかし100均で購入すれば、相場よりも安く手に入れることができます。
安価な価格で購入できるため、トイレのつまりを解消したら使い捨てできるのも嬉しいポイントです。収納スペースが限られていたり、衛生面が気になったりする方に適しています。また、汚れを掃除する必要がなく、お手入れの手間を軽減できるのも魅力です。
価格を重視する方やまとめ買いを検討している方はなどにおすすめです。
トイレのつまり解消に100均のラバーカップを使用するデメリット
一方でリーズナブルな価格で購入しやすい分、壊れやすいのがデメリットです。
便器に密着させる際、カップと柄の部分が破損しやすい点は留意しておきましょう。ホームセンターや有名メーカーなどのラバーカップと比較すると、やや耐久性に劣る可能性があります。
また100均のラバーカップはラインナップが限られているため、自宅のトイレにフィットするものを見つけにくい点も注意が必要です。特に洋式トイレ用のラバーカップが少ないので、購入する前にトイレの種類をチェックしておくのが大切です。
自宅トイレに適したものが見つからない場合は、つまりを解消する効果が期待できないため、ホームセンターなどで購入するのがおすすめです。
100均の道具を使う際の注意点
比較的安く購入できる100均の道具ですが、繰り返し使用するのは不向きなケースもあります。そのため、スッポン(ラバーカップ)の捨て方や保管方法・つまりが解消できない場合の対処法について紹介します。
スッポンの捨て方
100均で購入したスッポンを捨てる方法には、2種類あります。1つ目は燃えるごみとして捨てる方法です。基本的にプラスチックとゴムは燃えるごみで捨てられるため、住んでいる自治体のルールに沿っているなら燃えるごみとして捨てられます。
2つ目は、粗大ゴミとして捨てる方法です。柄が長くサイズの大きいスッポンの場合、自治体によっては粗大ゴミに分類され、燃えるごみとして捨てられないので注意が必要です。
粗大ゴミに分類される自治体では、役所などに正しい処分方法を確認したうえで適切な手続きを行うことが大切です。
スッポンの保管方法
使用済みのスッポンを保管する際は、まず汚れを落とすのが重要です。水洗いで汚れを落としたら、しっかりと乾燥させます。次に専用ケースがあればケース内に保管し、なければビニール袋などに包んで収納するのがおすすめです。
乾燥が不十分な状態で保管するとニオイの原因になったり、雑菌が繁殖したりする可能性があります。また直射日光の当たる場所に保管した場合、ゴム部分が劣化する原因になる点も注意したいポイントです。
つまりが解消できない場合は業者に相談してみる
スッポンを活用してもトイレのつまりが解消されない場合は、次の選択肢を検討してみてください。
- 高品質なスッポンを購入する
- スッポン以外でつまりを解消できる方法を実施する
- 専門業者に工事を依頼する
100均のスッポンは、高品質なスッポンよりも密着性が劣ることがあります。密着性が弱いと真空状態を作るのが難しいため、配管内につまっている異物を除去できない可能性があります。
より高品質なスッポンを購入する際は、トイレの種類や排水口のサイズなどを確認し、適した製品を選んでみてください。
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100均の道具以外でトイレのつまりを安く解消する方法|まとめ
100均にあるものでトイレのつまりを解消する方法について紹介しました。より安くトイレのつまりを解消したい場合は、ペットボトル・ラップ・ビニール袋などを活用する方法もあります。
ペットボトルであれば、底面をカットしてペットボトルのキャップ部分を塞ぎます。次にカットした底面を便器の排水口に押し当てて、ラバーカップと同じ要領で上下させて、トイレのつまりを解消させます。
ペットボトルを活用する際は便器内の傷付きを避けるために、カットした断面をきれいに整えるのがポイントです。100均の道具以外にも身近なアイテムでトイレのつまりを解消する方法があるので、より費用を抑えたい方は参考にしてみてください。